ウォーキングエクササイズ
美しく歩いて健康になるためには、まず身体の骨の形を整え、身体のラインを整えるよう筋肉(インナーマッスル)を鍛えることが大切です。それが、『ウォーキングエクササイズ』です。
目に見える外側の筋肉(アウターマッスル)は力を入れるときに働くのに対し、インナーマッスルとは、文字通り身体の内部になる筋肉のことで、関節を保護・固定し、骨格を支えて内蔵を元気にする役目を担っています。
インナーマッスルを鍛えずに放っておくと、確実に加齢とともに衰えてしまい、
・姿勢が悪くなる
・おなかがたるむ
・つまずき転びやすくなる などに繋がってしまいます。
ウォーキングエクササイズを通して、インナーマッスルが鍛えられると、骨格のバランスが整いメリハリのある身体になるだけでなく、歩き方もスムーズになりキレイに歩けるようになります。
正しい姿勢には、立ち姿前後左右バランスが取れていること・中心軸がとれており、正面から見たときに肩が真っすぐ床と並行、足先は閉じており、アルファベットの「V(ブイ)字」を描いていることです。
背骨で考えると緩やかなS字カーブ(生理的湾曲:頭部~首は前弯・背中は臓器があるため後弯・腰は前弯)であることが理想的です。
しかし、個々人の生活習慣や癖によって、骨格の歪みや筋肉の偏りができます。そうすると、身体のラインが崩れ、脂肪がつきやすくなったり、腰痛や肩こりなどを引き起こします。
その骨格の歪みや筋肉の偏りを、パーツごとに自由に動かせるようにウォーキングエクササイズをすることで、正しく歩くための身体づくりをしていきます。
レッスンメニューは、身体をパーツごとに動かしていきます。
・手首、肘、肩関節の関節の強化体操(各関節の引きつける動きを良くする。)
・肩甲骨体操(肩甲骨をはがす動きと、鎖骨や肋骨の動きも作る。)
・丹田腹筋(下丹田を鍛える。ウエストシェイプ。腰に力を入れる練習。)
・ウエストひねり(ウエストの引き締め、腸を動かし便秘解消)
・へそ上げ大腰筋体操(大腰筋強化、下腹の引き締め)
・腰まわし体操(腰部周辺のストレッチ=腰痛予防・改善と鼠径部のリンパを刺激し循環を良くする。)
・骨盤矯正体操(自分で骨盤の歪みを整える体操。)
・脇腹伸ばし体操(身体の側体を上下方向に伸ばす)
・大転子エクササイズ(骨盤を締め、ヒップも締め、婦人科系の疾患予防)
・四股踏み(恥骨尾骨筋をきたえ、尿漏れ改善と予防、前立腺肥大改善と予防)
・股関節 下肢六筋体操(股関節周辺の強化、婦人科系の疾患予防)
・膝折り体操(膝の余分な力を抜く、太もも裏側の筋肉を強化)
・中殿筋体操(お尻が下がらないように強化)
・ムービング体操(正しい重心移動を作る。前後・左右)
・脳の体操(右脳と左脳を刺激し脳トレ、美しく若々しい笑顔をつくる)
上記メニューを基本に、状況に応じてメニューを追加・変更しています。
ウォーキングエクササイズが終わりましたら、休憩を挟んだのち、『ウォーキングストレッチ』にうつります。